音楽が好き。そうだろ?

こんばんは、さっこです。

日傘のケースを失くして物凄く悲しい気持ちになっています。

あれって誰か見てないんかな、私が落とすとこ。

そう考えたら、もっと、悲しい気持ちになりました。

え、つら。

あれって、実はすごく大事なものなんですよね。

ただの付属品だと思いがちだけどさ。

日傘兼雨傘だから雨の日使ったらもう、リュックの中入れられへんからな。

え、つっら。


気を取り直して行きましょう。

最近、ライブハウスへよく足を運んでおりました。

撮影だったり、聴きに行ったり。

どちらの立場で行くのも、もちろん大好きです。

少し前まで、カメラマンの立場で行った時の立ち位置に困っておりました。

依頼を受けたバンドさんではない、共演者の方を聴いている時。

(私はスタッフとして仕事で来たのでお客さんと共にわいわいするのは違うのか?)

(初めましてのバンドさんの音源を買いたいけど仕事で来てるからそれはよくないのか?)

とか、色々考えておりました。

カメラマンの友達がいないので、「へい、君はこの場合どうするんだい」と尋ねられず。

ですが、先日撮影でお邪魔したライブハウスでは私は人目も気にせずガンガン手あげて楽しんでました←

なんやったら一番お世話になってるバンドさんのライブ中一緒に歌ってたしな。

音楽が鳴ってる場所で楽しむのを我慢することはもう地獄ですね。

真剣に撮影はしてるから許してほしい。


ライブハウスへ行くとですね、好きなバンドさんがライブをしてますね。

それだけでも楽しいいし嬉しいのにさ。

そのバンドさんが好きな人たちとそこで会えるだろう。

そしてそこでは会える友達に会えるだろう。

それを繋いでるのは音楽なんだと言うことがな、私はすごく素敵だと思うんだな。

この二日間で足を運んだライブで、たまたま両日ともMCであがったお話。

『ライブは、なまもの』

ライブハウスで、一度くらいはMCで聞いたことがある言葉ではないかと思います。

全く同じライブはよくも悪くも二度とできない。

そして、そのあなたがライブを楽しみにしてるミュージシャンがいつまで音楽を続けるかは誰にもわかりません。

きっと、その本人もわかってません。

『また次のライブ行けばいい』

『いっぱい聴きたいから普通のライブよりワンマンに行きたいからこの日は行かない』

『仕事終わりでしんどいからまた今度でいい』

『このバンドは解散とかしないだろうから予定を組まなくてもそのうちでいい』

その気持ちは本当によくわかる。

私はこの話を『13日の金曜日のさっこ』としてではく『音楽が好きな菊地早紀子』として書いてます。

去年から今年にかけて、私が好きなバンドでメンバーの脱退や活動休止が物凄く多く見られました。

メジャーアーティストもそうですし、身近なミュージシャンもそうです。

それは事故だったりしたし、ファンにはわからない理由だったりしました。

自分たちが設定したノルマが達成できなかったから解散、というのも見ました。

いつどの日がバンドのラストライブかわかりません。

いつの姿が現メンバーでのラストライブかわかりません。

バンドをしてるのが人間だから、仕方ないと私は思います。

だから誰のことも責められないし、ずっとあると思って余裕をかましてたのは自分だし。

自分が『この人の音楽が好きだ』『この人がする演奏が好きだ』『ずっと音楽をしててほしい』と思っても、それは私が叶えてもらうお願いではないと思うし。

その人の人生だからね。

『音楽やめないでね!』『解散しないでね!』と本当にみんなに対して思ってるけど。

その人たちのライブに足を運べているかどうかが、『貢献』とか『尽くす』とも思えないけど。

あー、葛藤が始まった。

『応援』とは、ライブに足を運んでグッズを買うことだけではありません、絶対に。

そりゃそれが一番大きいし、バンド側からしたらこの上ない幸せだけど。

リツイートするとか、友達におすすめしてみるとか。

あー、だからねー、なんて言うか、ライブ中は本当に余計なことを考えないで楽しみたいし。

ライブって楽しいでしょ、だから、あなたの無理のない範囲で行くべきだとは思います。

そこに『貢献』とか『尽くす』とかは1ミリも入れないでほしい。

そんなこと思って足を運んでる人はいないかもしれないけど。

バンドの解散に責任を感じてるファンの人がいるのは知ってるし。

そのバンドがいつまであるかわからないのは、ファンの責任じゃないからね。

でも、頭のどっか端っこの方に置いててほしいわけです。

『今の状態のバンド』のままずっと続くことって、私たちが思ってるよりも奇跡なのかもしれません。

すごく、そう、思ったんです。


ライブハウスに、遊びに行きましょう。

あなたが好きな曲をそこで聴いて、楽しんで、思い出に残して。

『あぁ、今日もいい1日になったな』て思いながら帰る帰り道が、私は好きです。

好きな人たちのライブに連日行けたことが、私にこう言うブログを書かせてくれたのだな。

好きなミュージシャンのライブに行く日が決まったら、日常を頑張れる気がしませんか?

私はその日のために全部頑張れる。


そしてあわよくば私は両方の立場でありたい。

そう強く思った2日間でした。

13日の金曜日

アコースティックバンド『13日の金曜日』オフィシャルサイト

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